“史上最強のワンポイント救援投手”永射保氏死去 63歳

[ 2017年6月24日 21:35 ]

1979年西武時代の永射保氏
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 元プロ野球投手の永射保氏(ながい・たもつ)が24日午前、がんのため福岡県久留米市内の病院で死去した。63歳だった。鹿児島県出身。

 葬儀・告別式は26日正午から福岡県久留米市野中町865、久留米草苑で。喪主は妻累理子(るりこ)さん。

 永射氏は1972年、指宿商からドラフト3位で広島に入団した左腕投手。74年にトレードで太平洋に移籍。サイドスローにフォームを変更し、76年から1軍で活躍した。主に救援投手を務め、広岡達朗監督時代の西武で82、83年には日本シリーズ連覇に貢献。79〜84年は6年連続で40試合以上に登板し、史上最強のワンポイント救援投手と呼ばれた。87年に大洋(現DeNA)、89年にダイエー(現ソフトバンク)に移籍し90年のシーズンを最後に引退した。通算成績は606試合で44勝37敗21セーブ。

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