田口「最高の気分」 自身初の10Kで今季2度目の完封

[ 2017年6月17日 21:32 ]

交流戦   巨人8―0ロッテ ( 2017年6月17日    東京D )

<巨・ロ>完封勝利にガッツポーズする田口
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 巨人の先発・田口がロッテ打線を4安打に抑えて今季2度目の完封で5勝目(2敗)。本拠地・東京ドームでは自身初の完封勝利を飾った。

 勝利の瞬間は控えめにガッツポーズ。「(9回の)先頭に四球を与えてしまったので…」と、まずは反省の言葉が口をついたが、自身初の2桁となる10三振を奪う快投だった。

 「最高の気分です。苦しいところもありましたけど、(捕手の小林)誠司さんが引っ張ってくれたので、それに応えられるように必死に頑張りました」

 3回までは1四球のみのノーヒットピッチング。4回に1死一、二塁のピンチを招いたが、鈴木を左飛、ダフィーを中飛に仕留めて無失点で切り抜けると、5回以降は二塁を踏ませず、9回に先頭の角中に四球を与えたものの、続くパラデスを遊ゴロ併殺に仕留めた。

 これでチームは2カード連続の勝ち越し。苦しんだ交流戦も残り1試合となったが、勝利を呼び込んだ左腕は「何とかレギュラーシーズンに勢いをつけられたかな」と笑った。

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2017年6月17日のニュース