ハム公文 5年目プロ初勝利 昨オフ大田と巨人からトレード

[ 2017年6月15日 05:30 ]

日本生命セ・パ交流戦   日本ハム7―5中日 ( 2017年6月14日    ナゴヤドーム )

<中・日>プロ初勝利のウイニングボールを手にポーズをとる公文
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 ヒーローインタビューで差し出されたマイクに両手を添える姿が初々しい。移籍1年目の日本ハム・公文が5年目でプロ初勝利だ。

 「トレードを機に一からスタートと思って頑張っている途中で、こういう結果になってうれしい」

 5―5の11回に7番手で登板。「強気でいった」と堂上を遊ゴロに仕留めると、大島、ビシエドを連続三振に斬った。味方が12回に勝ち越し、もらった記念球をそっとズボンのポケットにしまった。

 巨人時代の4年間で登板は15試合。トレードに一時は落ち込んだが、高知高時代に甲子園で取材を受けた栗山監督の「期待している」との言葉を励みとした。これで8試合連続無失点で、巨人時代を超える16試合目の登板となった。「貢献できるよう抑えていきたい」と話す姿は頼もしく映った。

 ◆公文 克彦(くもん・かつひこ)1992年(平4)3月4日、高知県生まれの25歳。高知高から大阪ガスを経て12年ドラフト4位で巨人入り。15年にサイドスローに転向し、昨オフに2対2の交換トレードで日本ハムに移籍。1メートル73、78キロ。左投げ左打ち。

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2017年6月15日のニュース