イチロー ジーターに並ぶ交流戦最多安打 8回代打で右前打

[ 2017年6月15日 05:30 ]

インターリーグ   マーリンズ8―1アスレチックス ( 2017年6月13日    マイアミ )

<マーリンズ・アスレチックス>8回、代打で右前打を放ち、一塁へ向かうイチロー(AP)
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 マーリンズのイチローが13日(日本時間14日)、アスレチックス戦の8回に代打で出場し、右前打を放って今季初の4試合連続安打をマーク。インターリーグで打った安打が通算364本となり、ヤンキース一筋で活躍したデレク・ジーターと歴代1位で並んだ。

 交流戦通算300試合出場となった節目の打席で決めた。右手首への死球で先発を外れていた主砲スタントンが復帰し、再びベンチスタート。それでも前の試合まで先発で4、3と打席数をこなした経験を好結果につなげた。打率も4月21日以来の2割台(・207)に戻した。残り100試合を切った時点で外野のレギュラー陣に大きな故障がないのは移籍3年目で初めてのこと。「(打撃の感覚を)毎日リセットして、またもう一回」と表現する代打で結果を出し続けるしかない。

 ▽インターリーグ 97年にファン拡大のために導入されたナ・リーグとア・リーグの交流戦。12年まで地区により試合数が異なったが、13年からは1チーム20試合となり、年間を通して試合が組まれている。ともにニューヨークが本拠地のヤンキースとメッツの「サブウエー(地下鉄)シリーズ」などが有名。

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2017年6月15日のニュース