大谷に朗報!鎌ヶ谷で札幌D“予習” ブルペンが同仕様に

[ 2017年6月13日 05:30 ]

鎌ヶ谷の室内練習場で投球練習する日本ハム・大谷
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 日本ハムが千葉・鎌ケ谷の2軍施設の室内練習場にあるブルペンのマウンド1カ所を「札幌ドーム仕様」とすることが12日、分かった。近日中に着工し、数日間で完了する。

 札幌ドームのマウンドは赤土でメジャー球場のように硬く、高さもある。一方で鎌ケ谷は黒土で軟らかく、低い。2軍投手が久々に1軍に昇格した際、この「差」に苦しむことがあった。今季、栗山監督は「先発は2軍のメンバーも含め全員で戦う」と話すなどパズルのようにローテーションを組んでいる。有原、上沢、浦野ら1軍昇格を視野に再調整中の2軍投手が、新マウンドを頻繁に利用して本拠地の「予習」をすることになりそうだ。

 鎌ケ谷で左太腿裏肉離れから復帰を目指している大谷にも朗報だ。現時点では7月に打者で1軍復帰することが濃厚だが、8日にはメイン球場の屋外ブルペンで投球練習を開始。捕手が座った位置はホームベース手前で「ショートピッチングなので(状態も)分からない」と多くを語らなかったが、剛速球を投じるなど投手復帰への意気込みの強さをにじませた。今後は改修されるマウンドでも投球を行う見込みだ。

 大谷は早ければ今オフにメジャー挑戦する。米球団に移籍した場合も、オフの自主トレなどでメジャーに近いマウンドで準備することが可能だ。

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2017年6月13日のニュース