世界少年野球大会 8月に横浜で 王貞治理事長「一生忘れられない思い出を」

[ 2017年6月12日 16:43 ]

「第27回世界少年野球大会」の記者会見に出席した、一般財団法人世界少年野球推進財団の王貞治理事長(右から2人目)
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 一般財団法人世界少年野球推進財団(WCBF)が主催する「第27回世界少年野球大会」の記者会見が12日、都内のホテルで行われた。

 大会は8月8〜16日に神奈川県横浜市で開催。同財団の王貞治理事長(ソフトバンク球団会長)は「野球の魅力や楽しさ…。子どもたちのその後の人生に大きな影響を与えられるような、一生忘れられない思い出を持って帰ってもらえるような大会にしたい」と話した。

 大会は90年に米ロサンゼルスで第1回を開催。王理事長と、メジャー通算755本塁打のハンク・アーロン氏の「世界のホームランキング」の2人の呼びかけで、野球の普及とともに世界の子どもたちの友情と親善の輪を広げようとの趣旨でスタートした。

 今年は日本や米国、フランス、ドイツ、イタリア、中国や初参加のカンボジアなど、11カ国・地域から10、11歳の少年少女80人が集まり、9日間にわたって野球教室や交流イベントが行われる。王氏は20年東京五輪で横浜スタジアムが野球・ソフトボールの会場となることに触れ「この大会をスタートとして、五輪がうまくいくように願っている」と話した。期間中、参加する少年少女は横浜スタジアムでの試合観戦も予定している。

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2017年6月12日のニュース