オリックス、中島V打で逆転勝ち 中日は継投裏目…柳プロ初勝利ならず

[ 2017年6月10日 16:55 ]

日本生命セ・パ交流戦   オリックス5―3中日 ( 2017年6月10日    京セラD )

<オ・中>8回1死二、三塁、逆転の2点適時二塁打を放ち、ベンチに向かってガッツポーズの中島
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 オリックスが終盤に試合をひっくり返し、5―3で逆転勝ち。2連勝でカード勝ち越しを決め、勝率5割復帰に“王手”を懸けた。

 2―3の8回、西野の右翼フェンス直撃の二塁打から1死二、三塁のチャンスを築くと、中日2番手・伊藤から中島が右越えへ2点二塁打を放って逆転に成功。続くロメロの左前打で一、三塁とすると、小谷野の右犠飛でリードを2点に広げた。前日に本塁を踏み忘れる珍プレーで本塁打取り消しとなったマレーロは、4回に左中間へ正真正銘の来日1号ソロを記録した。

 先発の松葉は6回まで散発2安打に抑えていたが、7回に2発を浴びるなど崩れて今季3勝目はならず。8回に逆転に成功すると、9回を守護神・平野が無失点に抑えて逃げ切った。

 中日は先発のドラフト1位ルーキー・柳が2連敗。7回まで4安打2失点の力投を見せたが、1点リードの8回に1死二、三塁で降板すると、2番手・伊藤が逆転を許した。打線は7回にビシエドが中越え11号ソロ、ゲレーロが右越え17号ソロと2者連続アーチを放ったが空砲に終わった。

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