東海大北海道の徳橋 初優勝へ闘志「最後まで無失点で」

[ 2017年6月9日 16:44 ]

 第66回全日本大学野球選手権は10日、準決勝2試合が行われる。予備日で試合がなかった9日は各校がそれぞれ練習に充てた。

 初の4強に進出した東海大北海道は、立大と対戦する。救援で全3試合に登板し、11回2/3を無失点と好投している徳橋颯野投手(2年、武修館)は軽いトレーニングで調整。「打者一人一人に集中できている。東京六大学が相手で緊張するけれど、深く考えないようにしたい」と力を込めた。

 武修館2年夏に甲子園に出場。初戦の八戸学院光星(青森)で2点をリードして7回から救援も、逆転を許して敗れた。「あの時の経験は今も役立っている」と振り返る。昨年は左肩を痛めて1年間を棒に振ったが、ケガをしにくいフォームを研究し、連投にも耐えられるようになった。初優勝へ「燃えるところはあるが落ち着いてやりたい。最後まで無失点でいきたい」と静かに闘志を燃やした。

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2017年6月9日のニュース