社会人で本塁打0 西武ドラ3源田 プロ1号「あまり打ったことない」

[ 2017年6月9日 05:30 ]

日本生命セ・パ交流戦   西武13―2巨人 ( 2017年6月8日    メットライフドーム )

<西・巨>4回無死二塁、2ランを放ち渡辺直、中村(右)に出迎えられる源田
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 本拠地メットライフドームのどよめきと歓声が気持ち良かった。7―0の4回無死二塁。西武新人・源田が内角直球を右翼席に運んだ。

 開幕から246打席目で飛び出したプロ1号に「あまり打ったことないので手応えは分からない」。それもそのはず。2年間所属したトヨタ自動車時代は本塁打0。愛知学院大4年春の全日本大学選手権準々決勝・福井工大戦以来3年ぶりのアーチに頬を緩めた。

 自慢の足でも大量点を演出した。3回1死一、二塁。4番・浅村への2球目に、自らの判断で三塁へスタートし、重盗を決めた。「(一塁走者の)秋山さんも準備していたと言ってくれた」。この回、外崎のプロ初となる満塁本塁打などで一挙6点。辻監督も源田の判断に「よく行ってくれた」と目を細めた。

 金子侑にも今季1号が飛び出すなど、先発全員13安打で今季最多の13得点。07年以来の交流戦6連勝で貯金を今季初めて10とした。 (馬渡 雄介)

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