12連敗中の巨人 5回で早くも0―12 西武は先発全員安打

[ 2017年6月8日 19:44 ]

選手交代を告げ力なくベンチに戻る高橋監督
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 球団ワースト記録12連敗中の巨人は8日、メットライフドームで行われた交流戦で西武と対戦。5回で早くも0―12と12点を追う苦しい展開となった。 

巨人は前日まで3番だった坂本勇を2013年9月以来の2番へ配置転換し、1番・陽岱鋼、2番・坂本勇、3番・マギー、4番・阿部、5番・村田のオーダーで試合開始。だが、初回を3者凡退でスタートすると、その裏にはプロ初勝利を目指してマウンドに上がった左腕・池田が2死走者なしから秋山、浅村、栗山のクリーンアップに3連打を浴びて先制点を失った。

 そして迎えた3回だった。1死一、二塁から源田と秋山に重盗を許すと、浅村との勝負は避けて満塁。栗山の一塁方向へ転がった打球は投手・池田の一塁ベースカバーが遅れて安打となりさらに1点を失うと、続くメヒアの当たり損ねのゴロは三塁ベース手前で止まって再び内野安打となり、もう1失点。さらに続いた1死満塁で外崎に左中間スタンドへ満塁アーチを叩き込まれた池田は、3回途中7失点での降板を余儀なくされた。

 3回途中から登板した2番手・江柄子は後続を打ち取り、この回はそれ以上の失点を許さなかったが、続投した4回には先頭・金子侑に左翼線二塁打されると、続く源田に右越え2ランを被弾して0―9。西武はさらに攻撃の手を緩めず、5回には金子侑に3ランも飛び出し、5回で先発全員安打を達成の計12安打で12得点、5回まで無得点の巨人はここまで散発4安打となっている。

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2017年6月8日のニュース