天理大のスーパー1年生・森浦 18歳左腕が圧巻16K

[ 2017年6月8日 09:00 ]

全日本大学野球選手権第3日・2回戦   天理大4―2大商大 ( 2017年6月7日    東京ドーム )

<天理大・大商大>毎回の16三振を奪い4安打2失点完投勝ちした天理大・森浦
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 スーパー1年生が毎回の16奪三振で天理大を4年ぶりの8強へと導いた。先発左腕の森浦大輔(1年=天理)は6回1死まで圧巻の無安打投球。「早い回に点を取ってくれたので、落ち着いて投げることができました」と打線に感謝した。

 7回に2者連続ソロ本塁打を浴びたが、続く太田をチェンジアップで空振り三振。9回は先頭打者に右前打を浴びたが、後続を3者連続三振に封じた。「スプリットが良かった」と言うように、沈む変化球を軸に、大会記録の19奪三振にあと3つに迫る快投だった。藤原忠理監督からは「スーパー1年生ですよ」と称えられた。

 まだあどけなさの残る18歳だが、今春のリーグ戦は3勝無敗の防御率0・92。安定感抜群の投球でチームをけん引した。最速144キロ左腕は「準決勝も全然いけます」と意気込んだ。

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2017年6月8日のニュース