西武・辻監督、逆転勝ちに笑顔も「菅野くんね…」相手エースの重圧思いやる

[ 2017年6月6日 22:27 ]

セパ交流戦   西武8―5巨人 ( 2017年6月6日    メットライフD )

<西・巨>7回1死満塁、外崎の右犠飛で生還した三走・中村(60)を出迎える辻監督(左から2人目)
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 西武が2度の3点ビハインドをひっくり返して巨人に8―5で勝利。連勝を4に伸ばした。

 西武は3点を追う4回、巨人先発・菅野から4連打で2点をもぎ取り、6回に2点を失って再び3点差に突き放されるも諦めず。その裏、栗山のソロアーチなどで3点を挙げて5―5と試合を振り出しに戻した。7回には3四球で築いた1死満塁からメヒアが勝ち越しとなる押し出し四球を選ぶと、さらに外崎の犠飛でもう1点。8回には浅村の左越えソロで3点差をつけて勝利をものにした。

 辻監督は「諦めず選手がよくやってくれた」と頬を緩ませたが、相手エースを攻略しての逆転勝利について問われると複雑な表情。「菅野くんね…。球のスピード、球種が多彩ですし、なかなか難しいんですけど」としながらも「やはりちょっと意識するところがあったんじゃないですかね。うちの打線もいま調子はいいし、ジャイアンツさんも連敗が続いている中、勝たないといけないプレッシャーもある。色々なことを加味して、微妙なコントロールが乱れたっていうこともあったと思う」と巨人の球団ワースト11連敗阻止がかかったマウンドに上がった菅野の胸中を思いやっていた。

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2017年6月6日のニュース