トヨタ自動車に受け継がれる「源田メニュー」特守

[ 2017年6月6日 11:02 ]

西武ドラ3源田を走攻守で分析

西武の源田
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 その練習熱心な姿勢から、今でもトヨタ自動車には「源田メニュー」がある。社会人時代から守備力と走力に定評があった西武・源田だが、「1年目は少し失策が多かった。それで冬から徹底的に練習して…。愚直に毎日、特守を受ける姿を見てきた」と桑原大輔監督。

 全体練習後に守備コーチから連日、ノックを受けて守備力にさらに磨きをかけた。その姿に他の選手も触発され、いつしか自主練習の恒例メニューに。本人がプロ入りした現在も続けられているという。

 初優勝した昨年7月の都市対抗野球では、主に9番打者で優秀選手に輝いた。桑原監督は打撃に関して「セーフティーバントもできるし、足で内野安打を稼げる。野球スタイルは今も変わっていないと思う」。性格は「物静かに見えて、明るくておもろい男。でも、野球に関しては自分の意見をしっかり持っている」という。さらに体の強さ。プロのシーズンは長いが、桑原監督は「彼はケガで休んだことがないんです。体のバランスがいい。体が強ければ練習もできるし、1年間元気にやってくれると思う」と話した。

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2017年6月6日のニュース