清宮 特大100号は直球狙い「自分らしい良い打球」

[ 2017年6月4日 15:54 ]

愛知招待試合   早実1―5享栄 ( 2017年6月4日    小牧市民球場 )

<早実・享栄>9回1死、ソロ本塁打を放つ早実・清宮
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 早実・清宮幸太郎内野手(3年)が4日、愛知県小牧市で行われた招待試合の享栄戦の9回に本塁打を放ち、史上2人目となる高校通算100号を達成した。

 9回の第5打席、1死からエース右腕・早矢仕が投じた初球を右翼場外に運んだ。試合後は、最終打席での会心の1発に「今日はなかなかいいあたりがなかった。最後の最後で(1本が出て)よかった。子どもたちが声援を送ってくれているのが聞こえて力になりました」と笑顔。「最後なので真っ直ぐ来るかなと。狙い通りだった。自分らしい良い打球が飛んでくれてよかった」と100号の節目にふさわしい特大弾を振り返った。

 快挙にも「そんなに打った感じはない。あんまり実感ない」と首を傾げた清宮。「日々のトレーニングや練習。1年生からいろんな経験をさせてもらったのでその賜物。チャンスをものにできなかったときもあったが、その失敗は自分に生きている」と謙虚だった。

 約1カ月後に迫る夏の予選へ向けては「春先は結果が出ていなかったが、いい感じでここまで来た。調子上がってきたので、チーム力を上げて夏を迎えたい」と意気込んでいた。

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