阪神・能見 2勝目!三塁も踏ませぬ好投で交流戦8年連続白星

[ 2017年5月31日 21:16 ]

<ロ・神>7回2/3を無失点の投球を見せた能見
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 阪神・能見が今季2勝目を挙げた。31日のロッテ戦(ZOZOマリン)で7回2/3を4安打無失点、9奪三振。一度も三塁を踏ませない安定したピッチングを披露。これで交流戦の連続勝利を09年から8年連続に伸ばした。チームは2連勝で、カード連続負け越しを3でストップ。再び貯金10に戻した。

 4回に先頭の大嶺翔から左への二塁打を浴びてピンチを招いたが、続く荻野を遊ゴロ、清田を中飛に打ち取ると、最後は井口を三ゴロに仕留めた。8回2死まで無失点に抑え、完封勝利も見えてきた能見だったが、三木に左前安打を許すと続く代打パラデスに四球を与え、2死一、二塁とピンチを広げたところで無念の降板。完封勝利となれば昨年の7月27日ヤクルト戦(甲子園)以来、2011年から7年連続の連勝記録がついてきただけに、本人としては悔しいマウンドとなった。

 打線は序盤に能見を援護した。0―0で迎えた2回、1死満塁の場面で梅野が左前への2点適時打を放って先制。左翼・角中の悪送球で1死二、三塁とチャンスを広げると、高山の二ゴロの間に追加点を挙げ、ロッテ先発チェンからこの回一挙3得点を奪った。9回には1死一、三塁で糸井がダメ押しとなる左飛への適時打でとどめを刺した。

 一方、この日出場選手登録されたロッテの新外国人サントスは5回の守備から途中出場。出塁して武器である俊足を披露したいところだったが、1打席目は空振り三振、2打席目は遊ゴロに終わり、来日初安打は次戦へお預けとなった。ロッテは今季6度目の零敗で3連敗、借金は21となった。

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2017年5月31日のニュース