マドンナジャパン 新監督に橘田恵氏濃厚 初の女性指揮官でW杯6連覇狙う

[ 2017年5月26日 05:30 ]

 侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」の次期監督に、履正社女子硬式野球部・橘田恵監督(34)の就任が濃厚であることが25日、分かった。昨年9月に韓国で行われた第7回ワールドカップ(W杯)で5連覇に導いた大倉孝一監督が、同大会限りで退任して駒大監督に就任。清水稔コーチの昇格なども含めて、後任人事が検討されていた。

 橘田氏は仙台六大学野球の仙台大で内野手としてプレーし、オーストラリア女子チームにも所属。14年から履正社を率い、今春の高校女子選抜大会で初優勝を果たした。国際経験が豊富で、女子球界にも精通している。

 正式決定となれば、侍ジャパンに史上初の女性監督が誕生する。9月の第1回BFA女子野球アジア杯(香港)が初指揮となる見通しで、来年のW杯では前人未到となる6連覇の期待がかかる。

 ◆橘田 恵(きった・めぐみ)1983年(昭58)1月5日、兵庫県生まれの34歳。小野高では硬式野球部で男子とプレー。仙台大進学後、1年夏に仙台六大学野球連盟初の女子選手として秋季新人戦に二塁手として出場した。06年以降、高校や短大、専門学校でコーチ、監督を務め、14年から現職。右投げ右打ち。

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2017年5月26日のニュース