近藤は引き手の使い方うまい 恩師の元横浜野球部長・小倉氏

[ 2017年5月23日 09:30 ]

日本ハムの近藤
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 誰よりも日本ハム・近藤の活躍を喜んでいるのが、恩師の元横浜野球部長・小倉清一郎氏(72)だ。日本ハム戦は欠かさず見ているそうで、打率4割台をキープする現状を「一時は足を高く上げてスタンスが広いから、どうしてもぶれがあった。今は軽くステップして、スタンスも広くない。形が崩れないね」と分析。以前は引っ張る打撃が目立った内角も「グリップが先に出て、ヘッドが残るから逆方向へも打てる。引き手(右手)の使い方は高校時代からうまかったからね」と目を細めた。

 8年前、自ら横浜の門を叩いたのが近藤。「打撃はもちろん、グラブさばき、ミットさばきが抜群にうまかった。1年上に筒香(現DeNA)がいてね。ずっと一緒に練習していた。それでパンチ力がついた」。今はあえて連絡を控えているという小倉氏は「ここまで来たら、日本野球初の4割打者を目指せと言いたいね」と続けた。

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