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樹理 1年ぶり勝った 3連勝4位浮上の主ヤク「腹くくって投げた」

セ・リーグ   ヤクルト4―2阪神 ( 2017年5月19日    神宮 )

<ヤ・神>6回1失点で今季初勝利を挙げた原樹
Photo By スポニチ

 この景色が見たかった。本拠地のお立ち台。総立ちのファンがこちらに声援を送ってくれた。昨年5月8日の阪神戦(甲子園)以来、約1年ぶりの勝利。ヤクルト・原樹の顔は紅潮していた。

 「この場所に立つことができて、本当にうれしい。リリーフでもふがいない投球をしていた。今日ダメだったら、と腹をくくって投げていた」

 緩急を使った。110キロ前後のカーブ。短い回を託され速球系で組み立てる中継ぎ時とは違い、1試合をトータルで計算する。全84球中、8球。「あいつのカーブはいい。ストライクも取れるし大胆にと思っていた」と捕手の中村。6回4安打1失点。相手打線の目先を変えた。

 15年のドラフト1位。開幕ローテーション入りしながら7月に右肩甲下筋の肉離れ。そのままシーズンを終えた。2勝8敗、防御率5・91と奮わなかった。オフに投球フォームを解体。「根拠のあるフォーム作りをした。ここがこうだから、こうなる、とか。そうすれば試合中に修正もできる」。台湾のウインター・リーグにも参加し投げ込んで体に染みこませた。

 今年は先発争いから脱落したが、中継ぎで開幕1軍入り。ここで新たな発見に出合った。「打者に向かう気持ち」。1点も許されない場面での登板は強い精神面が求められる。「去年はダメだった。打たれたら、と恐れてた」。この日の6回。1点を返され、なおも1死一、三塁。「ここで崩さたらいつもと一緒」。福留を一飛。中谷も封じた。今回は違った。

 今季2度目の先発で初勝利。山中が出場選手登録を抹消され、代役として結果を出した。今季2度目の3連勝で4位に浮上した真中監督も「思い切り投げれていた」と評価を高めた。これで次回も先発が濃厚。大きなアピールとなった。(川手 達矢)

[ 2017年5月20日 05:30 ]

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