得点圏打率・000の巨人・長野 28打席目で初適時打「打てて良かった」

[ 2017年5月20日 08:05 ]

セ・リーグ   巨人5―3DeNA ( 2017年5月19日    横浜 )

<D・巨>7回2死一、二塁、右前へ2点三塁打を放つ巨人・長野
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 不振に苦しむ巨人・長野が、0―0の7回2死一、二塁から逆方向の右前に運ぶ先制の2点三塁打。スコアボードに「2」をともした。

 16日ヤクルト戦(東京ドーム)の5回以来となる得点。「打てて良かった。次も頑張ります」と言葉は少なく、三塁上でも笑顔一つ見せなかった。試合前時点の打率は・204。得点圏では2回にも遊ゴロ併殺に倒れて、22打数無安打で打率・000だった。

 チームへの貢献を誓う心優しき男は打席で土を蹴り上げたこともある。「もう引退ですね」と冗談めかしたこともある。バットは、5月に入り、阿部に借りていたものと同じ、自身のものより約20グラムも軽い890グラムのモデルを発注。何かを変えようと必死だ。高橋監督の「この一本がきっかけになってほしいと思い続けているので、そうなってほしい」との願いに応えていくしかない。

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