由伸監督 初の屈辱2戦連続零敗「点が取れなかったのが全て」

[ 2017年5月19日 09:00 ]

セ・リーグ   巨人0―1ヤクルト ( 2017年5月18日    東京ドーム )

<巨・ヤ>7回2死一塁、坂本勇が空振り三振に倒れ、思わず自分で自分のヘルメットを叩く
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 ホームが遠かった。巨人は打線が相手を上回る9安打を放ちながら、15年8月以来2年ぶりの2試合連続零敗。就任2年目の高橋監督は初めての屈辱で「点が取れなかったのが全て」と嘆いた。

 4番・阿部が休養でスタメンを外れ、代役の村田は4打数無安打。1点を追う8回1死一塁では代走・重信が二盗に失敗した。今季2度目の4安打と気を吐いたマギーは「ヒットを何本か返上しても勝てればよかった」。好調な5番打者には全打席、無走者で回ってくる悪循環。指揮官も「なかなかつながらないからこういう形(零敗)になった」と話した。

 今季6試合組まれたヤクルトとの「東京シリーズ」最終戦は、V9時代をほうふつさせる青いビジターユニホームが来場者に配られ、電光掲示板の文字も青く染まった。球場の雰囲気を味方に付けられず、4月14日以来の貯金0に逆戻り。開幕からマスクをかぶってきた小林に代えて19年目のベテラン・実松を起用する策も実らなかった。来週は阪神、広島と上位2チームとの6連戦が控えるだけに、19日からのDeNA3連戦(横浜)で立て直すしかない。 (川島 毅洋)

 ▼巨人・宮国(先発で7回3安打1失点の好投も4敗目)何とかゲームはつくることができた。次につながるとは思う。

 ▼巨人・村田ヘッドコーチ 打撃陣に頑張ってほしかった。

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2017年5月19日のニュース