DeNA ドラ1浜口 突然乱れて涙 投手にも四球「修正できなかった」

[ 2017年5月16日 21:54 ]

セ・リーグ   DeNA1―10広島 ( 2017年5月16日    尾道 )

<広・D>5回に突如乱れたDeNA・浜口
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 DeNAのドラフト1位左腕・浜口が、1点リード5回に突如崩れて4回1/3を3安打6四球5失点で自身3敗目。チームも3連敗を喫して「少し慌ててしまった。ああいうところで、しっかりと自分をコントロールしないといけなかった」と悔しさをにじませた。

 4回まで無安打投球を続けていたが、5回に暗転。連続四球で無死一、二塁のピンチを招くとペーニャに初安打となる中前打、石原に左犠飛を許し同点とされる。なおも1死一、二塁でバントの構えをする相手先発の野村にストレートの四球を与えるなどさらに制球を乱して、2安打2四球で無念の降板。ベンチに戻ると自身へのふがいなさから涙を流した。

 9日の前回登板では、中日との岐阜の長良川球場での試合で4回6失点。敗戦投手となり「早い回で降板して申し訳ない」と責任を口にしていた。2週連続の地方球場となる広島県尾道市のしまなみ球場での一戦。リベンジを狙った浜口だが、2週連続でKOされる形となった。

 ラミレス監督は「1回から4回までは素晴らしい投球だったが、5回に連続四球を出してから制球を失っていた。4四球で40球近くと投げているが、それが全てだと思う」としながらも「それでも彼のポテンシャルはリーグ1、2位のものがある。この試合で学ぶことがあると思うので、それを自分のものにしてくれたら」と次回も登板機会を与える方針を示した。22歳は「自分の中で攻め切れていない部分がある。何かを変えていくしかない。しっかり練習します」と前を向いた。

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2017年5月16日のニュース