田沢 手痛い被弾で敗戦投手に 不振続くも指揮官は変わらぬ信頼

[ 2017年5月16日 14:01 ]

マーリンズの田沢 (AP)
Photo By AP

 マーリンズの田沢が15日(日本時間16日)のアストロズ戦で今季初黒星。1―0とチームがリードして迎えた6回、2番手の投手としてマウンドに上がるも、2死満塁とピンチを招き、逆転の満塁弾を浴びた。

 今季は開幕からここまで防御率6・60。登板16試合中、半分の8試合で失点を喫している。さらに昨季は4月と5月の2カ月で被本塁打は1本だったが、今季はすでに4本の被弾を許している。 本人はこの日の登板について通訳を介し、「球自体は良かったが、マウンドで自分を追い詰めてしまった」と反省。「言い訳はしたくない。今後もしっかり調整してチームに貢献したい」と続けた。

 なかなか本来の投球が見られないが、マッティングリー監督の信頼は変わらない。「彼が望むような登板ではなかったが、きょうが悪いから次の登板も悪いとは限らない。これまでの実績を考えれば、まだまだこんなものではないはず。今以上の投球を期待しているよ」とコメントを残した。

続きを表示

2017年5月16日のニュース