清宮フィーバー対策へ 茨城県高野連が警察と消防に出動要請

[ 2017年5月16日 05:40 ]

14日、熊本市内で開催されたRKK招待高校野球で早実・清宮を見送るファン
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 20日開幕の春季高校野球関東大会で、管轄の茨城県高野連が「清宮フィーバー」対策として警察と消防に出動要請を出したことが分かった。

 早実は21日の2回戦・花咲徳栄戦(ひたちなか市民)から登場。清宮目当てのファンが殺到することが予想され、高野連関係者は「夏は例年お願いしていますが、春の大会ではなかった」と説明した。

 早実は神宮球場で行われた春季東京都大会決勝の日大三戦は2万人、13、14日の熊本での招待試合も2日間で計1万500人の観衆を動員した。茨城県高野連の措置は、球場周辺の交通整理や熱中症など「非常事態に備えての対策」だという。さらに試合会場の一つの水戸市民球場は駐車場が狭く、夏の大会で行っているシャトルバスの無料運行も春季大会で初めて導入することを決めた。「アクシデントだけは避けたい」とあらゆる事態を想定して準備を進めている。

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2017年5月16日のニュース