マー君2敗目 序盤にまさかの大乱調 自己ワースト8失点でKO

[ 2017年5月15日 12:34 ]

ア・リーグ   ヤンキース7―10アストロズ ( 2017年5月14日    ニューヨーク )

ベンチで戦況を見つめるヤンキースの田中 (AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(28)が14日(日本時間15日)に行われたアストロズとのダブルヘッダー第2試合に先発。自身5連勝中とこのところ好調の田中だったが、まさかの大乱調で開幕戦以来の黒星となる2敗目を喫した。

 2回途中、1回2/3を投げて7安打8失点。1回2/3での降板は2014年9月27日のレッドソックス戦以来となるメジャー最短タイ。また、被本塁打4本もメジャー自己ワーストタイで、1試合8失点はメジャー自己ワーストだった。

 アストロズには通算で3試合に登板して0勝1敗、防御率6・89。決して得意とは言えない相手に田中は試合開始から苦しんだ。先頭打者のスプリンガーにはフルカウントから真ん中へ投じたスライダーを強打され、中越えソロを被弾。続くレディックにも初球を叩かれ右越えソロ。2者連続本塁打を浴び、なおも2死満塁とピンチ。この場面で8番のブレグマンには左越え満塁弾を許した。

 2回も初回6失点の悪い流れを断ち切れず、先頭のスプリンガーに2打席連続のソロ本塁打を許すと、2死一塁の場面でベルトランには右越え適時二塁打。8失点となり、ここでジラルディ監督は投手交代を告げた。球数は61球。防御率は5・80にまで悪化した。

 試合はヤンキースが7―10で敗戦。5回に4得点、9回には3得点を挙げて反撃したが、序盤の大量失点が重くのしかかった。

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