投手一本に“転身”明大ルーキー入江 決勝の暴投に「力のなさを感じました」

[ 2017年5月14日 16:57 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第6週第1日   明大3―5慶大 ( 2017年5月14日    神宮 )

 同点で迎えた7回1死満塁のピンチ。マウンドに上がったのは明大のルーキー入江大生だった。昨夏の甲子園で優勝した作新学院の主砲。西武ドラフト1位の今井の控えとして投手も務め、打っては3試合連続本塁打をマークしたが、明大では“投手一本”を希望。法大2回戦に続く登板だった。

 「満塁だったから、僕が抑えて流れを持って来ようと思った」と5番郡司を三振に仕留め2死。清水翔を0―2と追い込みながら3球目、外に外すボールは高めに浮いて決勝の暴投となってしまった。「あの1球で点が入ってしまって。力のなさを感じました」と悔いを引きずって8回もタイムリーを浴びた。とはいえ、ストレートは146キロをマーク。この経験も今後に生きるはず。「気持ちを整理して、また投げさせてもらえるなら頑張ります」と最後は2回戦に向けて前を向いていた。

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2017年5月14日のニュース