9回2死無走者から敬遠で清宮と勝負 秀岳館、鍛治舎監督の采配に拍手も

[ 2017年5月14日 10:55 ]

RKK招待野球大会   早実1―5秀岳館 ( 2017年5月14日    県営藤崎台 )

<早実・秀岳館>3回2死、早実・清宮が秀岳館・川端から右前打を放つ        
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 今秋ドラフトの目玉、早実・清宮幸太郎内野手(3年)が14日、熊本県熊本市の藤崎台県営野球場で行われたRKK招待野球大会・秀岳館戦に「3番・一塁」で先発出場。3打数1安打2四球で、高校通算94号はお預けとなった。

 今春センバツ4強の強豪との一戦で、清宮は初回の第1打席は最速148キロの左腕・川端を相手に2死走者なしから四球を選んだが得点にはつながらず。3回の第2打席は2死走者なしから右中間を破る安打を放つも、続く4番・野村は空振り三振に倒れた。

 4点を先行された直後の5回には2死一、二塁で四球を選んで満塁の好機を演出したが、野村は見逃し三振。0―5の7回2死一塁では2番手・幸地を相手に左飛に終わった。1―5と4点を追う9回は、2死から秀岳館・鍛治舎監督が伝令を出して2番・雪山を敬遠して清宮と勝負。スタンドの観客からは拍手も起こったが、清宮は秀岳館の背番号1・田浦の直球に一ゴロに倒れて試合終了となった。

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