中日 ビシエドの一振りで9回逆転 ゲレーロと助っ人アベック弾

[ 2017年5月13日 16:28 ]

セ・リーグ   中日4―3ヤクルト ( 2017年5月13日    松山 )

<ヤ・中>笑顔でファンの声援に応えるビシエド
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 中日がビシエドの一振りで逆転勝ち。連敗を2で止めた。

 打線は8回まで、3回のゲレーロの7号ソロによる1点に抑えられていたが、1−3で迎えた9回、この回から登板したヤクルト2番手の秋吉を前に逆襲。先頭の京田、続く代打の亀沢の連続安打で無死一、二塁。大島は中飛に倒れたが1死一、三塁としてビシエドが左翼席へ起死回生の3ラン。試合をひっくり返してみせた。

 チームは試合前、先発予定の松井雅がベンチ前でのキャッチボール中に左目付近にボールが直撃し、病院へ直行。急きょ、木下拓がマスクを被った。思わぬアクシデントに見舞われた中、先発・又吉が6回を投げ10安打を許しながらも2失点と粘りの投球。9回は田島が無失点で締めた。

 「うれしいです。9回にランナーがいて、逆転で最高です」とビシエド。「難しいことは考えず、1打席目からいいスイングができていたので、しっかりボールをとらえようと思っていました」と笑顔で振り返った。

 ヤクルトは先発・小川が8回1失点と好投したが報われなかった。

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