清宮in熊本 地元テレビ局が14日緊急中継 秀岳館との一戦

[ 2017年5月13日 05:30 ]

早実・清宮
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 高校通算92本塁打の清宮幸太郎内野手(3年)を擁する早実は、13日から2日間、熊本で行われる第46回RKK招待野球大会に出場する。今春センバツで3季連続甲子園4強入りを果たした秀岳館との注目のカードを、地元テレビ局・RKK熊本放送が中継することが分かった。

 高校球界を代表する清宮、野村を擁する早実が、秀岳館の今秋ドラフト候補の両左腕、最速148キロの川端、同144キロの田浦をどう攻略するかが見どころ。試合開始は14日の午前8時半で、同局は午後1時から同3時まで録画中継で放送する予定だ。招待試合の出場を懸けて戦うRKK旗争奪選抜大会の中継が08年まで行われてきたが、招待試合の中継は初めて。同局関係者は「注目度が高いので」と9年ぶりに中継を復活させた経緯を説明した。

 熊本県高野連も1万人収容の八代、2万4000人収容の藤崎台県営で行われる2日間はともに満員を想定。警備員を通常の3倍にして「清宮フィーバー」に対応する予定だが、「見当がつかない」と混乱が起きないように対応に追われている。かつて73年センバツで大会通算最多60奪三振(4試合)を記録した作新学院・江川(元巨人)が同年に招待試合で熊本を訪れ、フィーバーを巻き起こした。清宮が大きな期待に応える一発を放つ。

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2017年5月13日のニュース