決勝は日立オートモティブシステムズ・厚木事業所―AKIRA

[ 2017年5月12日 05:30 ]

白龍旗争奪野球 ( 2017年5月11日    東京D )

 準々決勝2試合、準決勝2試合が行われた。日立オートモティブシステムズ・厚木事業所(自動車)は3年ぶり、AKIRA(上下水道)は初の決勝進出を決めた。12日は決勝が行われる。

 <日立オートモティブシステムズ・厚木事業所 最年長が決めた>最年長の34歳・軸屋が決めた。0―0の6回2死一、三塁から右翼フェンス直撃の2点三塁打。樟南(鹿児島)では99、00年夏の甲子園でそれぞれ4強、8強入りに貢献した左打者は「甘かったので思い切り振れた」と笑顔を見せた。今年は社業との兼ね合いもあり調整不足で出場機会が減少。それでも6回の守備から途中出場し、その裏の打席で決勝打を放ったベテランに加藤重之監督も「使うと結果を出してくれる」と感謝した。

 <AKIRA 中川冷静V四球>1―1の8回終了時に試合時間が2時間を超えたため、大会規定により9回から無死満塁のタイブレーク方式に突入。AKIRAは先頭の2番・中川がフルカウントから決勝点となる押し出し四球を選び「何が何でも勝とうと思っていた」と笑った。東洋大時代は右足首を故障し、リーグ戦出場経験はなし。「野球がやれている今が楽しい」と話した7年目の28歳は「全員で初優勝を勝ち取りたい」と意気込んだ。

続きを表示

2017年5月12日のニュース