わずか3球で…中日 バルデス またも見放された

[ 2017年5月11日 20:30 ]

セ・リーグ   中日―DeNA ( 2017年5月11日    ナゴヤD )

7回表に一度マウンドに上がるも岡田と交代で降板する、中日・バルデス(左)
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 中日の先発・バルデスがまたも白星に見放された。

 初回2死からロペスに先制ソロを許したものの、3回2死満塁では筒香を左飛。6回1死一、二塁のピンチも代打・嶺井を空振り三振、田中浩を二飛に仕留め、6回7安打1失点で「ボール自体は悪くなかったと思う。最初、高かったけど試合の中で修正できて、何とか1点で抑えることができたよ」と振り返った。

 ところが3―1の7回、一度はマウンドに上がったものの先頭・ウィーランドに代打・エリアンが告げられると、中日ベンチも2番手・岡田を投入。

 これが誤算でエリアンに中前打を許すと、続く倉本に今季初本塁打となる右越え2ランを浴び同点。わずか3球でバルデスの白星を消した。

 さらに2死からロペスに右中間二塁打、捕逸で三塁に進まれると筒香に右前適時打を打たれ、勝ち越された。

 バルデスは開幕から8試合すべて6回以上を投げ自責点3以下のクオリティースタートを達成しているが、ここまでわずか1勝。この日の好投も報われなかった。

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2017年5月11日のニュース