青木、米通算673戦出場 田口抜き日本選手単独3位に

[ 2017年5月11日 05:30 ]

インターリーグ   アストロズ8―3ブレーブス ( 2017年5月9日    ヒューストン )

ブレーブス戦の6回、中前に適時打を放つアストロズ・青木
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 アストロズ・青木が9日(日本時間10日)のブレーブス戦に「9番・左翼」でフル出場し、メジャー通算673試合出場となり、田口壮(現オリックス2軍監督)を抜き日本選手単独3位となった。6回2死三塁で中前適時打を放ち、日米通算2000安打へはあと14本。節目の試合でチームの2連勝に貢献した。

 「メジャーに来た時は想像もしていなかったけど、まだまだこれからです」。青木には通過点でしかなかった。前には歴代トップをなお走るイチロー(マーリンズ)の2527試合と、松井秀喜氏(現ヤンキースGM特別補佐)の1236試合の2人だけ。昨季は故障ではなく打撃不振で初のマイナー降格を経験した。「代わりはいくらでもいる。結果と出場が隣り合わせだからこそ、出続けることは大変」と出場数の重みは知っている。

 4月25日以来の打点となる適時打でより大きな節目にも近づいた。左腕フリーマンにファウルで粘り8球目のスライダーを逆らわず中前へ。「良いところで打てて打点もついた。この調子でいけたら」と表情は明るかった。 (小林由加通信員)

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2017年5月11日のニュース