則本12K完封!「100点」球団新4戦連続2桁奪三振で4勝目

[ 2017年5月10日 20:20 ]

パ・リーグ   楽天5―0ロッテ ( 2017年5月10日    Kobo宮城 )

<楽・ロ>グラブをたたいてガッツポーズする則本
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 楽天の則本昂大投手(26)が10日、Kobo宮城で行われたロッテ戦に先発し、9回100球を投げ5安打、今季最多タイの12奪三振をマークし2年ぶりとなる完封で4勝目(1敗)をマークした。

 則本はこれで球団新となる4試合連続の2桁奪三振をマーク。パ・リーグでは11年にダルビッシュ有(日本ハム)が5試合連続を記録して以来、セ・リーグも含めると14年に能見(阪神)が5試合連続を記録して以来。

 試合前から「状態がいい」と話していた則本は、初回に先頭打者の荻野に二塁打を打たれるが、続く平沢、細谷を空振り三振に。その裏アマダーの満塁弾で4点の援護を受けると2回には福浦を見逃しの三振、清田には右前打を打たれるがダフィー、田村を連続空振り三振に仕留めた。4回にも2つ、5回は1つ、そして6回にも2つの三振を奪って2桁に乗せた。さらに7回、9回にも1つずつ記録した。

 この日の最速は156キロ。ヒーローインタビューでも「全体的に良かった」と言ったあと「う〜ん、100点です」と納得の表情を見せた。

 3年連続で最多奪三振王の則本は、今年も開幕から2試合は1桁奪三振だったが、4月19日の西武戦で10、4月26日のロッテ戦で10、5月3日のオリックス戦で12個の奪三振を記録している。

 梨田監督も「素晴らしいということしかない。球数も少なかったし、テンポも良かった。本当に見ていて気持ちいい投球だった」と絶賛していた。

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