イチロー 緊急出場で3戦連続快音 見事な技術で中前打

[ 2017年5月10日 11:15 ]

ナ・リーグ   マーリンズ5―6カージナルス ( 2017年5月9日    マイアミ )

マーリンズのイチロー (AP)
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 マーリンズのイチロー外野手(43)は9日(日本時間10日)のカージナルス戦に途中出場して3打数1安打1得点。6回の第2打席で3試合連続安打となる中前打を放った。

 「2番・中堅」で先発出場していたイエリチが初回の打席で投球の判定に抗議して退場。そのため、イチローは急きょ、2回から中堅の守備に就いた。

 4回の第1打席は空振り三振に倒れたが、続く打席で快音。カージナルスの先発・ウェインライトが投じた外角低めのストレートを見事なバットコントロールで中前に運んだ。その後、ディートリッチの適時打でホームを踏み、得点も記録。7回の第3打席は一ゴロに打ち取られた。

 イチローはこの日の1安打でメジャー通算3038安打。ロッド・カルーが記録した歴代23位(メジャー公式サイト)の通算3053安打まであと15本に迫った。

 試合はマーリンズが5―6で敗戦。6回に4得点を奪って5―1とリードしたが、終盤に逆転を許した。なお、この試合で田沢の登板はなかった。

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2017年5月10日のニュース