東洋大 9回2死から3、4番連発で逆転勝ち 国学院大のV王手阻止

[ 2017年5月10日 05:30 ]

東都大学野球第6週第1日   東洋大2―1国学院大 ( 2017年5月9日    神宮 )

<国学院大・東洋大>9回2死、左越えに決勝ソロを放つ東洋大・中川
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 1回戦2試合が行われ、東洋大は国学院大に2―1で逆転勝ちした。9回2死から田中将也内野手(4年)、中川圭太内野手(3年)の3、4番コンビが2者連続本塁打。負ければ国学院大が優勝に王手をかける一戦で意地を見せた。第1試合は亜大が6―5で日大に競り勝った。

 東洋大が土俵際からうっちゃった。0―1の9回2死で2ボール2ストライクと追い込まれ、3番・田中也は「開き直った」とツーシームを左翼席へ運び、起死回生の同点ソロ。続く中川は「(田中が)変化球を打ったので直球に張っていた」と2ボールからの直球を狙い、2者連発で逆転勝利を呼び込んだ。

 PL学園出身で「今岡2世」と呼ばれる中川は、今夏のユニバーシアード(台湾)の大学日本代表候補。だが、高橋昭雄監督からは「打たないと代表は辞退だ」と奮起を期待されていた。それが今春3本塁打の活躍だ。これには指揮官も「代表は当確かな」と称え、中川は「また気持ちを引き締めてやりたい」と2戦目を見据えた。

 ▼国学院大・鳥山泰孝監督 一戦必勝でいくというのを改めて確認できた。

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