イチロー 歴代2位43歳196日で中堅先発 6つの飛球処理

[ 2017年5月8日 05:30 ]

ナ・リーグ   マーリンズ3―11メッツ ( 2017年5月6日    ニューヨーク )

<メッツ・マーリンズ>6回、ブルースの打球を交錯しながら捕球を試みるイチロー(右)。左翼手・オズナがグラブに当てながらも落球し失策とする
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 マーリンズ・イチローは6日(日本時間7日)のメッツ戦に今季初めて中堅手(7番)として先発した。43歳196日での中堅での先発は、リッキー・ヘンダーソン(当時レッドソックス)が02年7月24日に記録した43歳211日に次ぐ歴代2位の高齢記録となった。

 正中堅手イエリチが左足太腿に違和感を訴え、代役先発。6つの飛球を軽快に処理し、外野で最も広い範囲をカバーするセンターを無難にこなした。打撃では4打数無安打で打率・132となったが、最初の3打席は芯で捉えた打球がことごとく遊撃手の正面を突いてしまった。イエリチは軽症とみられ「明日にはスタメンに戻す」とドン・マッティングリー監督。それでも今月22日以降に中堅で先発すれば新記録となり、今季中に実現する可能性は大いにある。 (笹田幸嗣通信員)

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2017年5月8日のニュース