乱打戦に決着!代打V打の新井「裏でみんな凄いなと思って見ていた」

[ 2017年5月4日 18:28 ]

セ・リーグ   広島8―7中日 ( 2017年5月4日    マツダ )

<広・中>8回1死二塁、勝ち越し適時二塁打を放ち、ベンチに向かって手を叩く新井
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 首位の広島が3度追いつく粘りを見せて同一カード3連勝を飾った。6―7の8回に西川のソロで同点とすると、野間が四球でつなぎ、会沢が見事な犠打を決めて1死二塁。ここぞの場面で代打を告げられた新井は、カウント2―1から中日4番手・三ツ間の直球を弾き返すと打球は右翼頭上へ。勝ち越しの適時二塁打となり、殊勲の40歳は二塁上で手を叩いて歓声に応えた。

 前日の3安打に続く活躍に、試合後はお立ち台で「塁に出てくれて送ってくれて、何とかしたいと思って打席に入った。(決勝打を打てて)本当にうれしかったです」と喜びを口にした新井。この日は4回に4点を先制された直後に丸のソロから4点を奪って追いつき、5―6の6回には田中の右中間への適時三塁打で再び同点。7回に三たびリードを許したが、全員のあきらめない気持ちが終盤での逆転劇を生んだ。

 「裏で準備をしながら、みんな凄いなあと思って見ていた」と乱打戦を振り返った新井。「本当に頼もしい」と後輩たちをたたえ、「どんな展開でも絶対あきらめない、という気持ちが出た試合だったと思います」と話した。

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