マー君、7回途中4失点で4連勝!本拠地では9連勝 味方が5発援護

[ 2017年5月3日 11:40 ]

ア・リーグ   ヤンキース11―5ブルージェイズ ( 2017年5月2日    ニューヨーク )

ブルージェイズ戦の6回2死三塁、スモークを空振り三振に仕留めて雄叫びをあげるヤンキース・田中 (AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(28)は2日(日本時間3日)、ニューヨークでのブルージェイズ戦に先発し、6回1/3で8安打4失点、無四球4三振で今季4勝目(1敗)を挙げた。チームはガードナー、ジャッジがそれぞれ2本の本塁打を放つなど16安打で11点を挙げて大勝した。

 97球で完封勝利を挙げた4月27日のレッドソックス戦から中4日でマウンドに上がった田中は初回、先頭のピラーに初球いきなり左翼線二塁打を浴びたが、後続を断って無失点。バティスタを中飛、3番マーティンをカットボールで空振り三振に斬ると、2死二塁からスタートを切ったピラーを三塁タッチアウトに仕留めて10球で初回を終えた。

 2回には2死から安打を打たれたが、7番ゴーインズを捕ゴロに打ち取ると、3、4回は三者凡退。田中の好投に応えるように、味方打線はガードナーの2打席連続本塁打など4回までに4本のアーチを放ち、7―0と大量リードを奪った。

 田中は5回1死、ピアースに速球を捉えられて左越えソロを浴びると、2死とした後8、9番に連打を浴びて2失点目。7回には先頭のピアースに初球のスライダーを左翼席に運ばれて2打席連続本塁打を浴び、1死からトラビスに中前打を許した場面でマウンドを下りた。

 2番手で登板したクリッパードが安打と四球で2死満塁のピンチを招くと、3番手ベタンセスが初球いきなりボークで田中の失点は4に。ベタンセスは四球で再び2死満塁とするも、最後は4番モラレスを見逃し三振に仕留めた。

 ヤンキースは7回無死一、二塁、ジャッジがこの日2本目となる左越え3ランを叩き込んで11―4とリードを広げ、8回にも1点を加えて逃げ切り勝ち。田中は4連勝で、昨季からの本拠地での連勝を9に伸ばした。

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