巨人・菅野 斎藤2軍監督に並ぶ28年ぶり3戦連続完封「並べて光栄」

[ 2017年5月2日 21:06 ]

セ・リーグ   巨人5―0DeNA ( 2017年5月2日    東京ドーム )

<巨・D>完封勝利にガッツポーズする巨人・菅野
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 力強いガッツポーズで締めた。セ・リーグでは89年の斎藤雅樹(巨人、現2軍監督)以来、28年ぶりの3試合連続完封で無傷の4連勝。巨人・菅野智之投手(27)は、駆け寄った女房役の小林誠と笑顔で抱き合った。

 「最高に気持ちいいです。やりました!目標にしている大投手の一人に並べて光栄。一番苦しい展開で調子も良くなかったが、5点取ってもらって楽に投げられた」。試合前に初回、先制ソロを含む4打数4安打の活躍を見せた坂本勇に「5点ぐらい取ってください」とお願いしていたといい、自身も5安打に抑え9三振を奪う粘りの投球。4番・筒香にも4打数1安打1三振と仕事をさせなかった。

 菅野は昨年も2連続完封で迎えた4月22日のDeNA戦(東京ドーム)で7回まで2安打無失点だったが、試合途中に右手中指のマメの影響で89球降板となっており、2年連続の挑戦で偉業を成し遂げた。なお、パ・リーグでは11年に日本ハム・ダルビッシュ(現レンジャーズ)が達成している。

 エースの快投に高橋監督も「この3試合、こちらから言うことはない。きょうもやってやるという気持ちは相当あったと思うし、達成感は相当なものだったと思う」と称えた。

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2017年5月2日のニュース