巨人・菅野 1、2、3戦連続完封ダァー!「狙いたい記録」

[ 2017年5月2日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2017年5月2日    東京ドーム )

練習前、宮国(中央)に闘魂(ビンタじゃありません!触れてるだけです)を注入する菅野(右)。左は内海
Photo By スポニチ

 巨人のエース菅野が「平成の大エース」に並ぶ28年ぶりの偉業に挑む。2日に先発するDeNA戦で3試合連続完封を達成すれば、セ・リーグでは球団の大先輩である89年斎藤雅樹(現2軍監督)以来の快挙となる。

 ジャイアンツ球場で調整した右腕は「人生でやったことがないと思うし、チームの勝ちに直結するのであれば、個人的には狙いたい記録です」と力を込めた。

 実は1年前もまったく同じシチュエーションがあった。「昨年も3試合連続完封を懸けた試合がDeNA戦だったけど、果たせなかったので」。昨年は阪神とヤクルトから2試合連続完封を収め、4月22日のDeNA戦(東京ドーム)も7回まで2安打無失点。ところが、試合途中につぶれた右手中指のマメの影響で89球降板となった。偶然にも相手も球場も同じ。当時の悔しさを晴らす条件は整った。

 パ・リーグでは11年に日本ハム・ダルビッシュ(現レンジャーズ)が3連続完封を達成したが、セ・リーグで最後の達成者となる斎藤2軍監督は「それだけ(今は先発とリリーフの)分業が進んだということ。楽しみだね」と後輩に期待を寄せた。「逃げたらやられる」。菅野は筒香との真っ向勝負も宣言。「最後までマウンドを守りたい」と頼もしかった。(重光 晋太郎)

続きを表示

2017年5月2日のニュース