2敗目の上原 ベースカバーの遅れが明暗分けた?指揮官は擁護

[ 2017年5月1日 14:30 ]

レッドソックス戦に登板したカブスの上原 (AP)
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 カブスの上原が4月30日(日本時間5月1日)のレッドソックス戦で3失点。16日のパイレーツ戦以来、5試合ぶりの失点を許し、今季2敗目を喫した。

 前日の登板では古巣相手に三者凡退の好リリーフ。しかし、この日は同点で迎えた8回に先頭から3連打を浴びたところで降板。4番手・ストロップが上原の出したすべての走者生還を許す結果となった。

 先頭打者のヘルナンデスは一塁内野安打。ゴロを捕球した一塁手・リゾはベースカバーに入った上原にトスしたが、打者走者ヘルナンデスの足がわずかに勝りセーフ。この判定が逆であれば、ボガーツ、ベニンテンディに連打を浴びることはなかったかもしれない。

 試合後に上原は通訳を介し、「できるだけ早くカバーに入ったが、打者走者の方が(ベースタッチが)早かった」とコメント。マウンドからカバーに走るのが遅れたという指摘もあったが、マドン監督は「彼はプロだからそんなことはない。リゾの方がベースに近いと思ったのだろう」と上原を擁護した。

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2017年5月1日のニュース