上原 凱旋登板で完璧救援「特別なものはなく、敵という感じで」

[ 2017年5月1日 05:30 ]

インターリーグ   カブス7―4レッドソックス ( 2017年4月29日    ボストン )

1回無失点に抑えた上原(AP)
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 カブスの上原が古巣ボストンでの「凱旋登板」で躍動した。昨季まで4年間、在籍したレッドソックス相手に初登板。6―4の7回に1イニングを完璧に抑え「特別なものはなく、敵という感じで投げられた」と振り返った。

 1死後、24歳の1番ボガーツは直球で立て続けに内角を攻め、最後はスプリットで左飛。さらに前打席で本塁打を放っていた22歳の2番ベニンテンディにも内角攻めでカウントを稼ぎ、4球目の絶妙なコースのスプリットで空振り三振を奪う。若い上位打線に力を見せつけた42歳のベテランは「いいリードをしてくれた。最後はいいところに落ちた」とうなずいた。

 試合前、場内では13年ワールドシリーズで胴上げ投手となった自身の映像が流された。レ軍ファンに失ったものの大きさを印象付ける内容で「やるべきことをやれた」と貫禄を漂わせた。

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2017年5月1日のニュース