岩隈、４月ラス投も初勝利ならず　５回２／３を１失点も援護なく…

ア・リーグ   マリナーズ２―１タイガース （ 2017年4月27日    デトロイト ）

タイガース戦の６回途中に３安打１失点で降板し、ベンチで首をかしげるマリナーズ・岩隈
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　マリナーズの岩隈が味方の援護に恵まれず、４月最後の登板でも今季初勝利を逃した。１―０の６回１死二塁。狙い通り引っかけさせたゴロを二塁手カノがはじき、同点の走者が生還。５回２／３を３安打１失点（自責０）で降板し「しっかり取らなければいけないところを打たれてしまった」。先頭のコリンズに許した二塁打を悔やんだ。

　それでも、チームが勝ったこともあり、右腕の表情に悲そう感はない。スプリットが要所で決まり「最少失点で終えることができたし、ゲームをつくることもできた」。今季は登板５試合のうち、援護１点が３度。７点の援護をもらった９日のエンゼルス戦は、救援陣が打たれて逆転負けした。「あまり気にしてもしようがない」。昨季は同様に４月未勝利ながら自己最多の１６勝。５月攻勢へと気持ちを切り替えた。　（奥田秀樹通信員）