中日 小笠原 6回9K1失点 術後最多の100球 ソフトB川崎「体感は162キロくらい」

[ 2017年4月27日 18:06 ]

6回1失点と好投した中日・小笠原
Photo By スポニチ

 昨秋に左肘を手術した中日の小笠原慎之介投手(19)が27日、ナゴヤドームで行われたウエスタン・リーグのソフトバンク戦に先発。術後、最多となる100球を投げ6回3安打1失点と好投した。

 直球は最速145キロを計測し、奪った三振は9。6回無死一塁から川崎に中越え適時二塁打を浴びたが、なおも無死一塁では江川を遊飛、吉村を空振り三振、ジェンセンを空振り三振と1軍クラスの打者を封じた。それでも左腕は「ストレートで空振りが取れていたけど、5、6回に球が浮き始めて点を取られた」と反省が口を突いた。

 9奪三振のうち、狙って奪ったのは2回2死、釜元をカーブで空振り三振に仕留めた1つだけ。「変化球が今日は良くて、カーブでストライクが入った」とうなずいた。

 1軍昇格は間近で「なんとしても最少失点で抑えたいと思っていた」とほっとした様子の小笠原。

 対戦した川崎からは「体感は162キロくらい。スピードガン以上に速かった。チャップマンよりちょっと遅いくらい」と冗談を交えながら、絶賛され「素晴らしかったです。これから毎年、毎年良くなっていく雰囲気を感じた」と伸びしろを期待された。

続きを表示

2017年4月27日のニュース