則本圧巻10K2勝 2戦連続2桁奪三振「欲しいところで取れた」

[ 2017年4月27日 05:50 ]

パ・リーグ   楽天11―7ロッテ ( 2017年4月26日    Koboパーク宮城 )

<楽・ロ>7回1失点10奪三振で2勝目を挙げた則本
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 楽天・則本が圧巻の奪三振ショーで2勝目だ。試合前から断続的に雨が降る悪条件だったが、7回を6安打1失点、19日の西武戦(メットライフドーム)に続く2試合連続10奪三振。

 「今日は調子が良かった。カウントを整えるのが早かったし、欲しいところで取れた」。これで今季26イニングで32奪三振、奪三振率11・08。昨季まで3年連続奪三振王の看板はダテじゃない。

 苦しかった3月のWBC。本職の先発での登板機会はなし。救援でも1次ラウンド初戦のキューバ戦で2回2/33失点と結果を残せず、信頼を得られなかった。「(WBCは)うまくいかなかったことばかり。(米国との)準決勝でも名前を呼ばれなくて…。それが一番悔いが残った」。そこからシーズンに気持ちを切り替えた。「勝って勝って優勝に向かって突っ走りたい」。お立ち台で声を張り上げた姿にはエースの風格が漂っていた。

 ≪2桁奪三振は通算23度目≫則本(楽)が10奪三振で2勝目。2桁奪三振は通算23度目で、稲尾(西鉄)、新垣(ソ)の各22度を抜き、大谷(日)に1差のパ単独19位に浮上した。過去のロッテ戦では9奪三振(2度)が最も多く、20戦目で初めて2桁を奪った。

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