由伸監督「そこが一番もったいない」先頭四球から3度失点の投手陣に苦言

[ 2017年4月27日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―7広島 ( 2017年4月26日    マツダ )

<広・巨>6回無死一塁、大竹(右)を降板させる高橋監督
Photo By スポニチ

 8日以来18日ぶりの首位奪取はならなかった。巨人・高橋監督は「いい形で点が取れたところがあったが、失点の形がもったいない」と悔やんだ。

 今季21試合目で初めて中井、立岡の1、2番コンビの打順を入れ替えた。初回に中井が左中間先制弾、2回に立岡の2点タイムリーと新打線が機能したが、4回2死二塁で二塁走者の小林がけん制死。直後に同点に追いつかれた。大西外野守備走塁コーチが、「流れが向こうに行った」と指摘したプレーに、小林は「アウトになってはいけない場面。自重しないといけなかった」と反省した。

 投手陣は4度、先頭打者に四球を与え、3度が失点につながった。今季は先頭打者に四球を与えたイニングが10度あり、そのうち、5度で失点している。高橋監督は「打たれたならしようがないが、そこが一番もったいない」と苦言を呈した。6回途中4失点で降板した大竹寛は「先頭の四球が…」と肩を落とした。

 打線が相手を上回る11安打で6得点を挙げたが、先頭への四球は流れを手放してしまう。首位・広島に再び1・5ゲーム差と後退した。 (川島 毅洋)

 ▼巨人・篠原(4試合目の登板で初失点)先頭への四球?それが全て。切り替えて引きずらないようにしたい。

続きを表示

2017年4月27日のニュース