慶大・岩見、六大学史上90本目満弾!強烈130m「光栄です」

[ 2017年4月26日 05:30 ]

東京六大学野球第3週最終日   慶大10―2立大 ( 2017年4月25日    神宮 )

<慶大・立大>4回1死満塁、満塁弾を放つ慶大・岩見
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 4回戦1試合が行われ、慶大が10―2で立大を下し、勝ち点2で首位・明大と勝ち点で並んだ。今秋ドラフト候補の岩見雅紀外野手(4年)が東京六大学史上90本目となる満塁本塁打を放った。

 1メートル87、107キロの4番・岩見が放った打球は強烈だった。4回に6点を奪い、なおも1死満塁。「立大は打つので5、6点ならセーフティーリードじゃないと思っていた」と気合満点で打席に立ち、推定130メートルの一撃を左中間席中段に放り込んだ。連盟史上90本目の満塁弾となり「光栄なこと。先輩たちが築いてきてくれたおかげで、たまたま僕に回ってきた」と白い歯を見せた。

 自身は今春3本目の本塁打でリーグ戦通算12号。広島の苑田聡彦スカウト統括部長は「コンクリートを砕くんじゃないかというくらいグワーンと(ライナーで)いく。プロで50本くらい打つかもしれない」と高評価した。高校通算47発を記録した比叡山から、憧れだった慶大で野球をやるために1浪。「プロよりもまずは優勝」と話す苦労人が、大きな花を咲かせようとしている。(東尾 洋樹)

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