西武・野上 7回3安打0封2勝 前夜雄星の“スミ1安打”に続いた

[ 2017年4月23日 05:30 ]

パ・リーグ   西武9―1日本ハム ( 2017年4月22日    メットライフドーム )

<西・日>2勝目を挙げ、ファンとハイタッチする野上
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 西武・野上は満足していた。91球で7回を3安打無失点に抑え、今季2勝目。視界に捉えていた9年目のプロ初完封も、いつかやればいいとでも言いたげだった。

 「チラチラ頭の中にありましたけど、そこで欲を出したら打たれる。自分の仕事ができればそれでいい」。初回、先頭・西川、2番・中島をそれぞれ146キロ、147キロの直球で空振り三振。「ブルペンで思った球を投げられなかったけど、強い球は投げられていた」。7回2死満塁も清水を遊ゴロ。スコアボードに「0」を7つ並べた。

 15日のロッテ戦(ZOZOマリン)は1失点完投。打線の援護がなく、0―1で2敗目を喫したが、今季は4試合で防御率1・73。「緩急をつけながらよく投げてくれた」と辻監督。前夜完封の菊池に続く快投で、チームに今季2度目の3連勝と最多の貯金4をもたらした。

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