神院大「岡山カルテット」で大院大を撃破

関西六大学野球　第４節２回戦   神院大３―２大院大 （ 2017年4月23日    ほっともっとフィールド神戸 ）

左から大熊、小郷、山内、難波の「岡山カルテット」
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　桃太郎のリズムに乗った神院大が「岡山カルテット」の活躍で大院大を破った。３回２死一、三塁から山内光太郎内野手（１年＝明誠学院）が先制の右越え適時三塁打。初スタメンの１年生は「初めてのタイムリーです。たまたま打てました。父と兄が見に来てくれていたので良かったです」と汗をぬぐった。

　同点に追いつかれた直後の５回は先輩が意地を見せた。１死二塁から４番の小郷勝也（３年＝倉敷商）が決勝打。直球に詰まらされたが、気迫で中前へ運んだ。先発の大熊崚雅投手（２年＝岡山理大付）が９回を被安打５の２失点力投で今春２勝目。小郷は「岡山県民が頑張ってくれて良かったです」と声を弾ませた。

　この日は難波凌央外野手（２年＝倉敷商）ら計４人の岡山県出身者がスタメンに名を連ねる「岡山出身デー」になった。大熊は「岡山出身の打者が活躍してくれたので、自分も活躍したかった」と笑った。