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早実・清宮 130メートル特大82号 異例のナイター決勝進出

春季高校野球東京大会準決勝   早大16―8国士舘 ( 2017年4月22日    神宮第2 )

<早実・国士舘>3回無死、清宮は右中間にソロを放つ
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 今秋ドラフト1位候補の早実・清宮幸太郎内野手(3年)は22日、春季東京大会の国士舘との準決勝で3回に右中間へ、2戦連発で高校通算82号となる推定130メートルの特大ソロを放った。早実は8回に10点を挙げて逆転。16―8の8回コールド勝ちし、13年ぶり14度目の関東大会(5月20日開幕、茨城)出場を決めた。23日に行われる帝京―日大三(神宮第2)の勝者と戦う27日の決勝は、神宮球場で異例のナイター開催(午後6時開始)となる。

 最高の感触が両手に残った。2―6の3回。清宮が直球を捉えると、打球は右中間にあるスコアボードを越え、ネットに突き刺さった。推定130メートルのソロアーチに「ここ最近では感触的に一番良かった。(本塁打を確信したのは)打った瞬間だったので気持ちよかった」と会心の笑みだ。

 15日の駒大高との準々決勝では40打席ぶりの一発から2打席連発で、長いスランプから抜け出した。「打てるだけ打つ」と本塁打量産を宣言し、有言実行の2戦3発だ。主砲は逆転劇の「ラッキーボーイ」にもなった。2点を追う8回に打者12人で一挙10得点。清宮の2度の打席では投手が一塁に悪送球、さらに右中間に高く舞い上がった飛球は中堅手が右翼手と交錯して落球(記録は失策)した。いずれも相手の失策を誘発し、8回コールド勝ちを呼び込んだ。

 負けられない理由があった。27日の決勝は早実など人気校が準決勝に進出したことで、東京都高野連は収容人数5600人の神宮第2球場では混雑が予想されると判断し、決勝進出校が出そろう前に神宮球場でのナイター開催に変更した。試合前、主将の清宮はナインに「俺たちが出ないとつまらない。出るべくして出るぞ!」と鼓舞。初回に5点を先制された後も「まだ初回。1点ずつ返せば大した点差ではない。粘って粘って後半勝負でいこう!」と呼び掛け、これも有言実行となった。要所、要所で士気を高めるのは熱い言葉で盛り上げる小学校時代に行っていたラグビーの円陣が原点。清宮が持つ「言葉の力」が「逆転の早実」の原動力となっている。

 27日の決勝では、荒木大輔を擁した82年以来35年ぶりの優勝が懸かる。92年から指揮を執っている和泉実監督は春の優勝経験がなく、清宮は「監督さんは春に勝っていない。ぜひ勝ちたい」と力を込めた。大きな注目を集めるナイターでの決勝戦。大阪桐蔭・中村(現西武)に並ぶ83号を打てば、おのずと優勝は見えてくる。 (東尾 洋樹)

 ▼ソフトバンク・山本省吾スカウト(本塁打は)プロ並みの当たりだった。軽く振り抜いて、あそこ(右中間中段)まで飛ばせるのは高校生ではいない。

[ 2017年4月23日 05:30 ]

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