“最後通告”の智弁学園・岩井が投打でフル回転「帽子のツバがまっすぐだと気合いが入る」

[ 2017年4月22日 18:24 ]

春季高校野球奈良県大会2回戦   智弁学園10―0磯城野 ( 2017年4月22日    佐藤薬品スタジアム )

智弁学園の岩井文飛投手
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 今春の選抜大会で16強入りした智弁学園(奈良)が選抜後初の公式戦で5回コールド、快勝発進だ。立役者は先発した岩井文飛投手(3年)。2回2死満塁から左翼線へ走者一掃の二塁打を放つと、3回には右越え適時三塁打。2安打4打点とバットでも勝利に貢献した。。

 本業でも4回を被安打3の無失点。「監督から“この試合がラストチャンス”と言われていたので良かったです」と胸をなで下ろした。16強入りした今春の選抜はエース松本竜也(3年)が2試合を投げきり、出番がなかった。選抜後の練習試合で精彩を欠いていた岩井だが、グングン調子を上げてきた。

 帽子のツバがまっすぐなのがトレードマークの背番号10。「帽子のツバがまっすぐだと気合いが入るんです。選抜ではまだ監督の信頼がなかったんだと思います。夏までに信頼される投手になりたい」と意気込んだ。

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2017年4月22日のニュース